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政権は交代できても、山は交代できない

さてさて、選挙は結局自民党の勝利となりました。
そこで、再び自民・公明党の林政をみてみます。
目新しさは無いものの、林業ご支援ありがたいことです。
良いのか、悪いのか。
100年の大計が必要な林業ですが、政権交代でまた制度が変わりそうです。

■自民党
198 再生可能エネルギー供給の引き上げ
 風力、水力、太陽光、地熱(ヒートポンプ※など)、バイオマス※などの再生可能エネルギーの供給を引き上げます。
 このため、①再生可能エネルギーの固定価格買取制度拡充、②様々なタイプの風力発電や小水力発電の開発・普及、③世界一の太陽光発電技術の蓄積を活かした、公共施設や住宅への太陽光パネルの設置促進及びメガソーラーの設置拡大、④電力系統の安定化の促進、⑤電気事業者による再生可能
エネルギーの利用促進等に取り組みます。
 さらに廃棄物等を有効活用するようなバイオマスエネルギーの拡大を図り、地熱発電所建設促進のために、自然環境・景観に十分に配慮しつつ国立公園内等に地熱発電所を設置可能とする等の規制緩和に取り組みます。
 このような再生可能エネルギー産業は雇用創出力が高く、わが国の機械組立産業等の裾野の広さを活かした、国際競争力が期待できます。エネルギー安全保障の確保の観点を踏まえ、再生可能エネルギー産業を、新しい文明社会である低炭素社会のリーディング産業に育てます

272 再生可能エネルギーの大々的な展開
 原発依存を見直し、中山間地域における小水力発電や間伐材等を活用したバイオマス発電など再生可能エネルギーの取り組みのための固定価格買取制度も活用した発電施設整備等を推進します。
275 森林整備体制の抜本改正
 切捨間伐を一部しか認めない現行の森林経営計画による全国画一的な森林管理方式を抜本的に見直し、造林・間伐や路網整備における森林所有者の負担を軽減します。
緑の雇用や森林組合の充実強化、外国資本等などによる森林買収を防止するための森林所有者の明確化を図ります。
特に、木材需要拡大のためにも森林整備加速化・林業再生基金を拡充します。
また、森林経営計画の申請事務手続きの簡素化を図るとともに、路網整備は地域の実態に応じて対応するよう推し進めます。

277 森林吸収源対策のための安定財源確保
 国土保全や地球温暖化防止に大きく貢献する森林・林業を国家戦略として位置づけ、CO2 吸収源対策として造林・間伐などの森林整備を推進するとともに、これに必要な国及び地方の財源を確保します。また、森林環境税の創設、地球温暖化対策税の森林吸収源対策への活用のため、全力で取り組みます。

278 森林・山村維持の直接支払い制度の創設
 「森は国民全体で守る」ことを基本に、山村地域の活性化を図り、厳しい環境下におかれている森林の経営と維持を将来にわたり持続可能なものとするために、森林・林業の多面的機能を評価した山村・環境・水資源保全のための直接支払い制度を創設します。

279 木材価格安定対策の強化
 木材価格を安定させるための新たな制度や木材需要拡大のための新たな制度を総合的に検討します。また、条件不利地域での切捨間伐や路網整備の先行実施など雇用にも配慮した供給調整を行います。

280 国産木材の利用促進と木の文化の普及
 国産木材の自給率を大幅に向上させるため、『木材利用促進法』により公共建築物や公共土木分野において国産材の利用を積極的に促進するとともに、木造建築基準の見直しを図ります。また、震災復興住宅や災害公営住宅への国産材の積極的な利用を進めます。さらに現行の省エネ住宅エコポイントに加え、国産材利用エコポイントを創設します。
 わが国が誇る木の文化価値の幅広い発信や木育の推進、瓦やイ草などの国産材料を使った安らぎのある和風住宅の普及推進を図ります。

281 木質バイオマスの利用促進
 山村地域の雇用拡大、エネルギーの安定供給をはじめ、山村地域の活性化を図るために、木質バイオマス利活用施設を整備し、木質バイオマスの利用を推進します。

282 災害に強い森づくり
 地滑り、山崩れなどの自然災害から国民の生命と暮らしを守るため、災害に強い森林づくりを目指します。

283 違法伐採対策の強力な取り組み
 グリーン購入法による合法木材の使用を徹底するなど、違法伐採対策の取り組みを強力に推進します。また、国内林業を圧迫する高水準の円高を是正し、木材・木製品関税率を現行堅持します。

284  放射性物質に汚染された森林における林業対策
 放射性物質に汚染された森林の今後の経営・施業にしっかりとした支援・補償を進めます。

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■公明党

太陽光・太陽電池・洋上風力・地熱・小水力・木質バイオマス・マグネシウム電池などの技術開発を進めます。
太陽熱やバイオマス熱、雪氷熱、地中熱などの再生可能エネルギー熱の利用を支援します。
再生可能エネルギー事業に、中小企業者が共同で事業を行う「事業協同組合」方式を活用することを支援します。
エネルギーの地産地消へ、再生可能エネルギー100%地域(自治体)を拡大します。また、地域の特性に応じた再生可能エネルギー(太陽光、太陽熱、水力、風力、バイオマス、中小水力、地熱・温泉、潮流・波力・潮力、藻類など)の開発を促します。

担い手の育成
農林水産業における担い手確保・育成のため、新規就業者のための就業前研修の充実や定着を促進するための長期研修など就業環境の改善・強化をします。
林業においては、就業・定着のための技術習得に欠かせない冬季の研修にも給付金を給付可能となるよう複数年の長期研修を実施することや、安全教育の徹底、キャリアアップのための追加研修の実施などにより就業環境を強化します。

林業の振興
林地の秩序ある土地利用をするために、境界の明確化やGIS情報の高度利用を推進します。また、農地基本台帳を法定化し農地情報の収集・提供体制を整備します。
地球温暖化の防止や、水源のかん養、生物多様性の保全などの森林の多面的な機能を確保するため、複層林化や針広混交林化等を推進するとともに、再造林の促進を図ります。

再生可能な有機性資源であるバイオマスの利用を総合的に推進するための環境を整備します。特に、年間2,000万m3に上る林地残材をバイオマス等で活用するため木質バイオマス利用を推進します。

国産材の需要拡大に向け、「木づかいカーボンストック減税」(住宅に一定量の木材を使用した場合に税額控除)等を導入します。また、国内クレジット制度と連動し、森林整備を支援するカーボン・オフセット(CO2排出の埋め合わせ)を推進します。

地球温暖化対策税の税収の使途について、エネルギー起源CO2の排出抑制施策のみならず、CO2の吸収源対策としても利用することを求めます。
水源地対策としての国土保全施策について検討します。
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コメント

票は入れなかったけど期待したい

森の健康診断でお世話になりました。 
ぜひ、今後とも継続してほしいです。

政権交代で、いいのか悪いのか本当に分かりませんね。
木材自給率50%、響きはよかったけど、

現在、造林に限った仕事は激減してるようですね。
転職を考えたり、勧められたりしている人もいるのではないかと思ってます。

造材も供給過剰になることもしばしば、手入れされてなかった間伐材では、
市場で、低価格。

新政策が、末端者に届く(実施)のは来年の春か夏か?

補助金頼みの業界だから、10年はおろか、1年先も読めないのは困ったものですが、来年は期待したいものです。

Re: 票は入れなかったけど期待したい

とよさんへ

コメントありがとうございます。
森の健康診断ではこちらこそお世話になりました。
今後も実施していく予定ですので、次回のご参加もよろしくお願いします!

さて、政権交代は、おっしゃるとおり本当にいいのか悪いのか分かりません。
今後施策は変わってくるとは思いますが、この前できたばかりの森林経営計画なんかはすぐには変えれないと思います。でも厳しい条件はだんだんと骨抜き?になっていくでしょうね。少し前にも経営計画の樹立した林班と道で接続して一体的に整備する森林では、経営計画が無くても造林補助が受けれるようになりましたし。いいのか悪いのか。本当は学区程度の規模の地域でしっかりゾーニング・計画をたてて、必要な事業を行政がバックアップするといいと思うのですが、それができるだけの人手もない感じです。
本当は必要があって補助があるというスタンスが良いと思うのですが、一律の補助に合わせて仕事をしていると立場が弱いです。しまいには、「補助要件を満たす技術」が「林業の技術」みたいなことになってしまわないかと、いらん心配もしてしまいます。

いつのことやらわかりませんが、新政策が良い形で出て、林業が地域に貢献できる産業になれればいいですね。

それでは良い御年を!
来年もよろしくお願いいたします。

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